2015年12月15日火曜日

昔ながらの上棟式

『上棟式』とは
日本で古くから建物の新築の際に行われる神道の祭祀です

棟梁(大工)が中心になり軸組みの組み立てを行い
屋根の一番高い位置にある部材(棟木)を設置する一連の作業を上棟といいます

または、建前・建舞(たてまえ)と呼ぶ場合もあります

式の方法や次第には神社の祭祀のような規定はなく
地域による違いもあります

弊社では屋根上に祭壇を設け
可能ならばご家族の方も一緒に屋根上にあがってもらい
そこで棟梁中心に祭祀を行っております



この祭祀は
無事に棟が上がったことに感謝し
今後の工事の安全を祈願し
お互いの協力の元に良い家をつくり上げていこうとするものであります



また古代では木造建築を作る際
木の霊に感謝し 鎮めるために行われた儀式
とも言われております


弊社では このことも重んじ
木材という自然の恵みに感謝し
その家が永く存する事を願うという意味合いも込めております

 

そして上棟式が終わると...

工事に関わった職人と
お施主さま家族・親戚・ご近所さま等が一同に集まり
種銭やお菓子などを屋根の上からまく
「餅まき」という行事があります

災いを払うという意味があるそうです

最近ではなかなか見ることのなくなった行事ですが...
今回お施主さまの意向で
久しぶりに「餅まき」を行いました


子供も大人も大喜び!!
みんな沢山拾って持って帰りました

そしてその後は...
上棟した建物の下で「お祝い」として大宴会!


そんななか...


お施主さまは建物を見て感無量...


最近は簡単に済ませてしまう上棟式が多い中で
たまにはこのように大勢で集まってお祝いするのも良いかもしれませんね


宴会は暗くなるまで続きました♪


 上棟式の後に
お施主さまのお子さまたちが
「楽しかった~!家が出来るのが本当に楽しみ!」
と言ってくれていたと聞き
とてもうれしかったと同時に引き締まる思いがしました! 


上棟式は「儀式」というよりも
お施主さまが職人や親戚あるいは地域住民と
共に行う「お祝い」と言えます

上棟式には様々な形があります

その方々それぞれに合ったスタイルで
お祝いできるといいですね


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